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Last updated : 2024 02 13

2024年シーズンスタート前!SuperGTって?

GT500は最終戦でのまさかの結末でau TOM'S GRSupraがチャンピオン、GT300は驚異の強さで埼玉トヨペットGreenBlave GRSupraがチャンピオンと、終わってみればGT500、GT300ともにGRSupraがタイトルをとった2023年シリーズ。 ホンダは2代目NSX-GTがラストランを迎え、今年2024年からCIVIC TYPE-R GTでの参戦となった。また今年からはフェラーリ296GTの参戦等、話題の多い2024年。どんなシーズンになるのか。
SuperGT初心者も楽しめるようにSuperGTと2024年のシーズンについてご紹介します。

SuperGTって?

SuperGTとは前身であるJGTC(全日本GT選手権)から続く日本のトップに位置するGTレースで、トヨタ、ホンダ、日産はもちろん、その他様々な車種が参加しています。 SuperGTはGT500とGT300二つのクラスに分けられ、上位クラスが下位クラスを避けながら順位争いをすることでレースが常に激しいものとなります。 開催されるサーキットも幅広く、宮城県のスポーツランドSUGOから大分県のオートポリスまで全国で行っている他、過去にはマレーシア、セパンインターナショナルサーキットでの開催経験も有ります。

GT500

GT500はトヨタ、ホンダ、日産の3メーカーがワークス(公式の会社のチーム)として戦うカテゴリーです。トヨタが6台、ホンダが5台、日産が4台の体制で、2024年はトヨタがGRSupra、ホンダが今年からCIVIC、日産がZをベースとしたマシンを走らせます。 エンジンは各メーカーが製造した4気筒のターボエンジンを積みます。

GR Supra GT500

トヨタは2020年シーズンからGR SupraをベースとしたGT500マシン、GR Supra GT500を投入し、2021年、2023年シーズンにチャンピオンを経験しています。
GR Supra特有の大きく3つに分けられた前面グリルもその面影を残しています。

CIVIC TYPE R-GT

2023年限りでNSX-GTでの参戦を終了したホンダは2024年シーズンを新しく発売したCIVIC TYPE RをベースとしたCIVIC TYPE R-GTで戦います。トヨタ、日産が2ドアスポーツカーベースの中、4ドアスポーツカーベースの為、ボディ形状が独特です。
画像引用元:本田技研工業2024年SUPER GTシリーズGT500クラスに参戦予定の「CIVIC TYPE R-GT」が走行テストを開始:より

Z GT500

日産は2022年にGT-R GT500からZ GT500に参戦車輛を変更し、SuperGTを戦っています。投入初年の2022年にチャンピオンを獲得し、好調の出だしを見せました。Zは特に市販車の面影が見られる1台です。

GR Supra GT500

トヨタは2020年シーズンからGR SupraをベースとしたGT500マシン、GR Supra GT500を投入し、2021年、2023年シーズンにチャンピオンを経験しています。
GR Supra特有の大きく3つに分けられた前面グリルもその面影を残しています。

CIVIC TYPE R-GT

2023年限りでNSX-GTでの参戦を終了したホンダは2024年シーズンを新しく発売したCIVIC TYPE RをベースとしたCIVIC TYPE R-GTで戦います。トヨタ、日産が2ドアスポーツカーベースの中、4ドアスポーツカーベースの為、ボディ形状が独特です。
画像引用元:本田技研工業2024年SUPER GTシリーズGT500クラスに参戦予定の「CIVIC TYPE R-GT」が走行テストを開始:より

Z GT500

日産は2022年にGT-R GT500からZ GT500に参戦車輛を変更し、SuperGTを戦っています。投入初年の2022年にチャンピオンを獲得し、好調の出だしを見せました。Zは特に市販車の面影が見られる1台です。


GT300

GT300は国内外の車輛が入り乱れて戦う車種に富んだクラスです。国内でのGT300の規格に沿って作られたオリジナルマシンや国際自動車連盟(FIA:F1等を開催する機関)が定めたFIA GT3マシンが参戦します。 GT300クラスはGT500クラスがゴールした周で終了となるので、GT300クラスはより少ない周回で終了します。

FIA-GT3

Lexus RC-F GT3

HONDA NSX GT3

Nissan GT-R GT3

Lamborghini GT3

Mercedes AMG GT3

Audi R8 GT3

BMW M4 GT3

GT300

TOYOTA GR86 GT

TOYOTA GRSupra GT

Lexus LC500 GT

TOYOTA MC86 GT

SUBARU BRZ


レース

日程

1日目: 午前 練習走行、午後 予選
2日目: 午前 練習走行、午後 決勝

スタート

レースはパレードラップとフォーメーションラップの2周を行い、隊列が整ったらスタートとなります。パレードラップでは開催地の警察車輛がレーシングカーを先導します。続くフォーメーションラップでは2つのクラスの隊列を整えます。 セーフティカーが隊列を先導し、その間各車両はスタートに備えてタイヤを温めたり、無線でチームとやり取りをします。レーススタートはローリングスタートという方式で行われています。セーフティカーによる先導が終了した後、ポールポジション(予選の1位)の車が隊列を先導し、 制限速度で走行します。ホームストレートのシグナルが青に点灯したタイミングで、走行しながら各車がスタートしていきます。

ピット

ピットとはホームストレートと平行に設けられた作業空間で、各車両は自分のチームのガレージ横のピットで各作業を行います。 SuperGTのレースの特徴はドライバーが2人以上のチームとなって車を走らせることです。F1やNASCARは1人のドライバーがスタートからゴールまで担当しますが、SuperGTは規則によって1人のドライバーがレース距離の2/3以上を走れないので、途中のピットでドライバーが交代して2人、もしくはそれ以上でゴールを目指します。
その際ピットではタイヤ交換や燃料補給を行います。しかしタイヤ交換に関しては義務ではないので、摩耗の酷いタイヤだけ変えることやタイヤを変えないで給油のみでピットを終わるチームも有り、戦略がチームによって異なります。
一部のレースでは給油回数やタイヤ交換回数の義務が定められる事があり、その場合は義務を果たさずにレースを終えると順位の降格や他のペナルティを与えられる事があります。

フィニッシュ

GT500クラスがレースの最終ラップを走り始めると、ホームストレートでチェッカーフラッグが振られ始めます。チェッカーフラッグを受けた時点でその車の順位が決まります。 また、GT300クラスに関しては速度が遅い為、GT500クラスより周回が少なくなります。そのため、GT500クラスのトップがチェッカーを受けたら、その後にホームストレートを通過するGT300はその時点の順位で結果が確定します。

各種フラッグと掲示について

レースでは進行上、様々な掲示がされます。

グリーンフラッグ(緑旗): コースに支障が無く、レーシングスピードでの走行を許可することをドライバーに伝える。
ブルーフラッグ(青旗): 対象の車に対して後ろから速い車が接近していることをドライバーに伝える。掲示されたら対象の車は進路を譲る必要がある。
イエローフラッグ(黄旗)(一番左): コース上でのトラブル発生時にドライバーに危険を伝える。掲示されている区間ではクラス関係なく追い越しが禁止となる。
レッドフラッグ(赤旗)(一番右): レースを続けられない事態が発生した際、レースの中断をドライバーに伝える。掲示されたらすぐに減速し、指示に従う。
ブラックフラッグ(黒旗): 対象のカーナンバーや追加のフラッグと共に掲示され、対象の車に対してペナルティが発生したことをドライバーに伝える。
FCY(フルコースイエロー): コース全域をイエローフラッグの状態とし、速度を80km/hに制限の上、原則としてピットレーンへの侵入を禁止する。
SC(セーフティカー)(左から2番目): セーフティカーが先導する必要がある際に掲示され、セーフティカーの導入をドライバーに伝える。
FRO(First・Rescue・Operation)(右から2番目): アクシデントが発生し、ドライバーの救出、救護、または車両火災の消化が必要等のオフィシャル(コース脇に待機してトラブルに対応する係員)が対応できないトラブルが発生した際の対応でFROが出動した時に掲示される。また、FRO車両は追い越しても問題ない。
ブラックフラッグの中心にオレンジの丸が乗っているデザインの旗はオレンジボールと呼ばれ、対象の車に対して直ちにピットに戻って損傷を修復しなければならないと指示する意味を持つ旗である。
チェッカーフラッグ: レースの終了をドライバーに伝える黒と白のチェック柄の旗


ポイントランキング

SuperGTのポイントシステムにはドライバーポイントとチームポイントの2つがあり、それぞれドライバータイトルとチームタイトルの2つがあります。どちらも1シーズンで獲得したポイントの合計でランキングが決まります。

ドライバーポイント

ドライバーポイントはドライバー(組)に与えられるポイントで、各戦の結果と予選でのポールをとったことによって与えられる1ptを1シーズンで合計してチャンピオンが決まります。順位による獲得ポイントは以下の通りです。

順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
ドライバーポイント 20pt 15pt 11pt 8pt 6pt 5pt 4pt 3pt 2pt 1pt
レース距離700km以上 25pt 18pt 13pt 10pt 8pt 6pt 5pt 4pt 3pt 2pt

チームポイント

チームポイントはチームに与えられるポイントで、各戦の結果と、レース終了時にトップから何周遅れかによって付与されるポイントを1シーズンで合計してチャンピオンが決まります。獲得できるポイントは以下の通りです。

順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
チームポイント 20pt 15pt 11pt 8pt 6pt 5pt 4pt 3pt 2pt 1pt
レース距離700km以上 25pt 18pt 13pt 10pt 8pt 6pt 5pt 4pt 3pt 2pt
レース終了時周回差(1位との) 同じ周回 1周遅れ 2周遅れ以上 3周遅れ以上
GT500車両 3pt 2pt 1pt
GT300車両 3pt 3pt 2pt 1pt

ここまでSuperGTについて知っておくべきことをご紹介しました。ここから2024年のSuoerGTに向けて新しくなる部分についてご紹介します。

2024年シリーズ

GT300クラスへのCNF導入とタイヤセット数削減

環境への配慮が必要となっている昨今、SuperGTを運営するGTA(GTアソシエーション)は昨年の2023年、SuperGTGT500クラスに対してカーボンニュートラル燃料(バイオマスから製造した燃料)を50%混合した燃料の導入と、全体でレースに持ち込めるタイヤセットの数を1セット削減を行いました。
2024年シーズンからはGT300クラスに対してもカーボンニュートラル燃料を50%混合した燃料を導入します。また全体として持ち込めるタイヤのセット数を更に1セット削減します。

予選形式の変更

上記の変更によって、タイヤを温存したいチームが公式練習やサーキットサファリの走行を減らすことへの対策として、2024年シーズンから予選形式が変更されました。



この他、GT300クラスでは特定の条件下で順位を入れ替える特別ルールが策定されます。

新型車両

Ferrari 296 GT3

2023年にデビューしたフェラーリの新型GT3マシンであるFerrari296GT3は既にSuperGT公式テストに姿を見せています。Team LeMansやPONOS RACING等が296GT3を走らせる予定で、公式テストでもタイムは好調。 今シーズン、GT300クラスでどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。


最後に

以上、SuperGTの概要と2024年からの変更点を軽くご紹介しました。GT500クラスとGT300クラスが入り混じることで今年はどんな戦いを見せてくれるのか、期待しながらシーズンのスタートを待ちましょう。 SuperGT初心者の方は是非応援したいチームを探してみてください。SuperGTは個性のあるチームばかりなのできっとあなたがピンとくるチームが見つかるはずです。それでは、閲覧ありがとうございました。


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